院内器材・設備

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安心の器材滅菌システム


 器具は全て消毒後、滅菌しパックにつつまれています。 それぞれの器具にあわせて包まれた器具はオートクレーブ滅菌により、感染を引き起こす微生物を完全に死滅させています。治療開始の時に初めて滅菌された器具が開封されます。また、コップ、エプロンなどは衛生面を重視し、全てディスポーサブル(使い捨て)にしています。歯を削るタービン、エンジンや神経を取る器具などは患者さまごとに滅菌済みのものを使用しています。



歯科用顕微鏡(マイクロスコープ・Carl Zeiss社製)


 拡大鏡・顕微鏡のことです。小さな物を大きく拡大して見ることが可能になります。 肉眼で40cm先にある物体を見分けられる最小距離はおよそ0.12mmといわれています。 マイクロスコープを用いると20倍くらいに拡大することができますので、 見分けられる最小距離はおよそ6ミクロンにまで縮めることが可能です。

 この優れた性能のため、1998年にはアメリカ歯内療法専門医の教育でマイクロスコープの使用を義務づけられ、急速に世界中に広がっています。しかしながら、教育の遅れや価格の問題から日本での普及率はおよそ2~3%であり、高いとは言えないのが現状です。

 マイクロスコープを用いると、従来では考えられないような精密な治療が可能となり、治療レベルを桁違いに向上させることできます。そのため治療した後に再び虫歯や歯周病に非常になりにくくなります。つまり、患者様にとって、将来的に再び悪くなって治療する可能性が少なくなったり(時間の節約)、歯周病の進行予防も可能となったり、ご自身の歯が長持ちするようになって体調も良い状態で維持できるなど、いいことずくめなのです。

 マイクロスコープを用いた診療をご希望の方は院長にご相談ください



口腔外バキューム


 水しぶきの中にはプラークや歯の削りかす、金属の細かな粒子が含まれており、鼻で息をする際に体の中に吸い込まれてしまったり、周りにまき散らされると、体にも周りの環境にも悪影響を及ぼします。

 この装置を用いると、飛び散る水しぶきの大部分を吸引し、スーパーバイオフィルタで0.3μm以上の粉じんをとらえて診療室内の空気をクリーンにします。家庭で用いる掃除機より少し大きめの音がしてうるさいのですが、患者さまの体のこと、診療室の室内環境を考えると必須の器材なのです。